ゆかい村ホームページでお知らせした「立石大明神」探訪ツアーを5月8日(水)に開催しました。
急な告知にもかかわらず、当日は下北を知る会のメンバー10数名が初の探訪ツアーに参加してくれました。
桑畑漁港から山道へ入り立石大明神を目指します
桑畑漁港から片道約40分で、山道は初めのこの登りは勾配がきつくて大変でしたが、ここを抜ければ緩やかな道が続いています。
鳥居をくぐり
沢を渡れば目的地はすぐそこです
立石大明神のふもとにある祠にお参りした後は
桑畑にお住まいの坪田さんからこの立石大明神の言い伝えをお聞きしました。
その昔、ここの前沖で漁をしていた漁師が、時化に合い霧により帰る方向を失っていたところ、霧の中から灯ったあかりを頼りに海岸に辿り着いた命が助かったそうです。
その灯が立石大明神の巨岩で、それから桑畑地区の人々は毎年5月8日に参拝して海上安全を祈願するようになりました。
この逸話がどれぐらい前のものか詳しい資料はありませんが、桑畑地区に人が住むようになって約150年です。
その間に東日本大震災も含め、大きな地震でも崩れることが無く、この立石大明神は桑畑地区の海の安全を守り続けています。