本州最北の温泉郷の下風呂温泉郷は、全国的にも珍しい「大湯系」「新湯系」「浜湯系」の3種類の異なる源泉から湧き出る硫黄泉が最大の特徴です。
令和2年12月1日に下風呂温泉海峡の湯がオープンし、1つの施設で「大湯系」と「新湯系」の2つの源泉を入り比べることが出来るようになりましたが、「浜湯系」は一部の旅館・ホテルに引き湯されている源泉なので、日帰りで下風呂温泉を訪れる方には利用しにくい温泉です。
この「浜湯系」の温泉を無料で利用できる施設があるのを皆さんはご存知でしょうか?
今は利用されていない共同浴場大湯の近くに幻の大間鉄道のアーチ橋があり、その中央部には駅舎をモチーフにした足湯があります。
この足湯に引いている源泉は「浜湯系」で、その日によって色が変化する温泉です。
この足湯は源泉かけ流しのため、気温が10℃を下回る日には適温を保つことができず、冷たい場合もありますのでご注意下さい。
晴れた日には運が良ければ津軽海峡を隔て、向いの北海道を見ながら足湯に浸かることが出来ます。