2022年11月28日~12月2日の期間限定で、弘前大学の文京キャンパスの食堂では風間浦村の海藻を使ったメニューの販売を行っています。

食堂の入口に風間浦村マスコットキャラクターのあんきもんが登場

食堂にて風間浦のPR映像の放映も
販売メニューは「風間浦のふのり味噌汁」(税込 44円)「風間浦のひじきの炊き込みご飯」(税込 110円)の2種類。ふのりの味噌汁は販売開始から3日間で1410杯が売れ、学生たちにも好評です。

風間浦のふのり味噌汁

風間浦のひじきの炊き込みご飯
企画したのは弘前大学人文社会科学部の黄考孝春教授ゼミの3年生6人。
同学部企業戦略コースの60人が10班に分かれて行うビジネス実習の一環で、黄ゼミでは風間浦村産の海産物の売り込みに取り組んでいます。
本年度は、県物産振興協会の協力のもと、現地調査や仕入れルート確保、大学生協との交渉などを行い、食堂でのメニュー販売に至りました。
実習の中で、黄ゼミの6人は架空の会社を設立。黄ゼミでは限定メニューを食べた人にQRアンケートを実施して、食べた人たちの意見を集め商品改良にいかし、食堂の定番化メニューを目指しています。

弘前大学の文京キャンパスの食堂

購入者にアンケートのQRコードを配布
社長を務めるゼミ生の向田裕哉さんは「風間浦村について、全く知らない状態からのスタートでした。アンケートでも学生の大半が村について知らない人が多かったので、メニュー名に村の名前を入れるなど工夫しています。今回の企画で少しでも風間浦村の認知度向上と観光にもつながると嬉しいです」と話しました。
弘前大学人文社会科学部の黄孝春教授、ゼミの3年生6人と県物産振興協会の村上さん