2022年11月10日(木)、柴田学園大学短期大学部の生徒たちが風間浦村の海藻を使った「風間浦村海藻定食」を、カフェテリア実習にて提供をしました。
2022年10月に実施された風間浦村でのフィールドワークで、柴田学園大学短期大学部の生徒達は、かざまうら産直友の会の方々から、地元で食べられている海藻のレシピを教わりました。この時に教わったレシピを生徒が再現し、カフェテリア実習で「風間浦村海藻定食」として、提供しました。




カフェテリア実習は、柴田学園大学短期大学部の生活科が調理したメニューを、短大の学生や教職員の方々にランチとして提供する授業の一環です。340円で提供された定食のメニューは、ひじきおこわ、しいたけともずくの清汁、ふのりのかき揚げ、こざるめの華風和え、まつもの玉子とじ、黒蜜寒天の6品です。この他に、学生が考案したオリジナルメニューとして、ひじきココアパイと昆布あんパイの試食も併せて提供されました。




カフェテリア会場では、風間浦村産の海藻展示コーナーを設け、昆布やわかめのほか、希少海藻であるアカバギンナンソウやコザルメも展示していました。展示の他にも風間浦村で行われたフィールドワークの様子も動画上映されていました。


今回のカフェテリア実習では、100以上の提供を行いました。フィールドワークの際に海藻について教えて頂いた方々にも完成した定食メニューを食べて頂きました。「海藻の良さをうまく引き出し、教えた以上の出来栄えに驚いている」と話しておりました。


風間浦村のフィールドワークにも参加し、今回の風間浦村海藻定食の調理を担当した三浦佑奈さんは、「教わったレシピを大人数の方に提供するのには苦労がありました。特にふのりのかき揚げは、たくさんの数を揚げるために、衣の分量を改良しながら提供しました。」「海藻の魅力を若い人たちに知ってもらうために、レシピの開発を行っていきます。」と意気込んでありました。
今後も生徒たちは、柴田学園大学短期大学部北山特任教授監修のもと、授業の中で風間浦村産の海藻を使った新レシピの開発を行っていきます。海藻を活用したレシピについては完成後発表予定です。