海峡の湯「下風呂 おんせん食堂」で風間浦村の海の幸を存分に味わう!風間浦鮟鱇や平目漬け丼に舌鼓 - 下北ゆかい村 青森県下北半島・風間浦村 観光ポータルサイト

海峡の湯「下風呂 おんせん食堂」で風間浦村の海の幸を存分に味わう!風間浦鮟鱇や平目漬け丼に舌鼓

海峡の湯 下風呂おんせん食堂

2020年12月1日、津軽海峡を一望できる海沿いにオープンした日帰り入浴施設「下風呂温泉 海峡の湯」。その施設内の一角に、目の前に広がる漁港で水揚げされた海鮮が楽しめる「下風呂 おんせん食堂」があります。大きな窓から見える津軽海峡と、青森ヒバで作られた存在感のあるテーブルなど、ロケーションにもこだわりを見せる食堂。その魅力を、青森県の学生2人が実際に訪れて調査してみました!

下風呂温泉 海峡の湯

食堂の開店は11時。待ち構えていたかのように、多くの観光客や、地元客がぞろぞろと入店してきました。私たちが訪れたのがオープンして初めての週末ということもあり、海を見ながら食事が楽しめるカウンター席と、家族連れでもゆったりと座れるテーブル席は開店して15分ほどでほぼ満席に。メニューには、新鮮な魚介を使った観光客向けのメニューをはじめ、唐揚げ定食などの各種定食やカレー、ラーメンなどの気軽に食べられるメニューもずらり。

海峡の湯 下風呂おんせん食堂
(2022.07.25現在のメニュー)

調査員2人が注文したのは、名物の風間浦鮟鱇(あんこう)をふんだんに使った鮟鱇定食と、銀座の一流店にも卸しているという風間浦の平目を使った漬け丼。混んできた店内を見渡すと、併設されている温泉に浸かってきた親子や、仕事で訪れたサラリーマン、一人旅で訪れたであろう女性客など、様々な客層で賑わいをみせていました。料理が届くまで少し時間がかかりそうだったので、目の前に広がる海を眺めながらしばし談笑。隣の席に届く鮟鱇定食をチラリと見ながら、期待感が高まります。

下風呂温泉 海峡の湯

しばらくすると、先に平目漬け丼が到着。この平目は、目利きのプロが揃う東京豊洲市場で競りにかけられると、一番高い値がつく津軽海峡の自慢の一品。それを、独自のルートで超新鮮に仕入れて提供しているのだから、美味しくないわけがありません。しかも平目の状態を見て、毎回漬け込み時間を調整するというこだわりよう。これで900円(税込)はコスパ最強です。

海峡の湯 下風呂おんせん食堂

醤油ベースのたれに付け込まれた平目に、うずらの卵黄をからませて、ご飯と一緒にいただきます。たれの染みた新鮮な平目は、身がしまっていてご飯との相性抜群。海苔、白ゴマ、ネギと一緒に添えられた辛めのワサビがアクセントとなり、食欲をかきたてます。うずらの卵黄がからまった平目は、たれの味と相まって濃厚で贅沢な味わいに。いつまでも食べ続けたい、そう感じさせる美味しさです。

海峡の湯 下風呂おんせん食堂

平目漬け丼を食べていると、鮟鱇定食も到着。鮟鱇のお刺身や鍋、和え物が盛り付けられたお盆が配膳されたかと思ったら、さらに鮟鱇の唐揚げもついてくる豪華セット。鍋はその場で火をつけてくれるので、具材に火が通るのを待ちながら、ほかの鮟鱇料理をいただきます。

海峡の湯 下風呂おんせん食堂

下風呂温泉 海峡の湯

まずは何と言っても、鮟鱇のお刺身。鮟鱇を食べる機会もなかなかないですが、その中でもお刺身は初体験。鮮度が落ちやすい鮟鱇を、特殊な漁方で生きたまま水揚げができる風間浦村だからこそ味わえる一品です。少し歯ごたえのある新鮮なお刺身の食感と、ほのかに甘い上品な味は、他のどんな魚にも例えられません。

海峡の湯 下風呂おんせん食堂

小鉢に入った鮟鱇のとも和えは、お刺身と同じ食材を使っているとは思えないほど全く違う一品。これは、風間浦村で古くから親しまれている郷土料理で、身も皮も1匹丸ごと鮟鱇の肝で和えるのが特徴です。ぷりぷりやこりこり食感など、食べる部位によって全く違う食材のように楽しむことができる鮟鱇ならではのお料理。ウニのようにまったりと濃厚なあん肝がたまりません。

海峡の湯 下風呂おんせん食堂

鮟鱇の唐揚げは、驚くほどふわっふわ。一般的な白身魚のフライとは違い、口にした瞬間ホロッとほどけていくような柔らかさです。ほんのり甘い鮟鱇の身は、添えてあるレモンを垂らして食べると絶品。揚げたての熱々を頬張るのが絶対おすすめです。

下風呂温泉 海峡の湯

そしてお待ちかねの、鮟鱇鍋。蓋を開けた瞬間から、食欲をそそります。だしの効いた味噌味のスープに浸かったしみしみの白菜は、いくらでもご飯が進みそうな味。そしてメインの鮟鱇は、骨の周りについたぷりぷり・こりこりの身が美味しい。寒い冬に、体に沁みる最高の一品です。

海峡の湯 下風呂おんせん食堂

風間浦鮟鱇の漁期は冬から春ですが、「下風呂 おんせん食堂」では、マイナス70度の超低温設備を使い、それに1人前ずつ真空パックにした鮟鱇を保管しているため、年中美味しい旬の味を楽しむことができます。

「下風呂 おんせん食堂」を営む、家政商店の社長、家政 勝行さんは、「この食堂を通して風間浦の魚をいろんな方にアピールして、下風呂温泉郷全体を盛り上げていきたい」と意気込んでいます。皆さんも是非、下風呂温泉郷を訪れた際は、「下風呂 おんせん食堂」で新鮮な海の幸を楽しんで見ては?

海峡の湯 下風呂おんせん食堂

下風呂温泉 海峡の湯

下風呂 おんせん食堂
【基本情報】
・営業時間
昼の部:11:00~14:00
夜の部:17:00~20:00
(定休日:毎週火曜日 年末年始)
・電話番号
070-4331-3633

・支払い方法:現金・PayPay

下風呂おんせん食堂Instagram

住所:風間浦村大字下風呂字下風呂71-1

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